2018年4月11日 四国化成工業を買いました

2018年4月11日 四国化成工業を買いました。
投資理由を以下に記載します。


【企業価値評価】
どれか1つの基準を満たさない位の矛盾は見逃す気持ちで企業を評価して行きます。


1つ位の条件なら見逃しても良いと考えるのは、例えば、現在ROICが10%以下の企業でも、営業利益率やマーケットシェアが好調なら、数年後ROICが10%を超える可能性が高いからです。
  1. ROICに注目して企業の生み出す付加価値の高さを判断する。ROIC10%以上を継続的に出せる企業が好ましい
  2. 売上高営業利益率が高い企業か。継続して10%以上を出せているか
  3. キャッシュフローに注目して企業の安定性を判断する。毎年フリーキャッシュフローを大量に生み出せる企業が好ましい
  4. 良好なバランスシートを持っているか。継続して自己資本比率が50%以上か
  5. 経済的堀という企業の強みを発生させられるものがあるか(例えば業界1位のシェアや特許数)
  6. 国内だけでなく海外でも需要を成長させられるか。これにより、長期的な成長性があるか判断する。複利的に需要を増加させられるイメージがはっきりと沸かない限り投資しない。10年間マーケットが閉まったとしても安心な銘柄であるべき
  7. PERは低ければ低い程良い。10倍以下がベスト。10倍以下の低位株であれば、50%以上のリターンも楽に目指せる
  8. 今後3年程度の収益見通しは上昇傾向か。近い将来の業績が減少と予想される企業は下落リスクが高い

1.残念ながら、ROICは10%以上ではないですが、営業利益率の高さはキープできています。


2.1.で見た通り、過去10年中9年間で営業利益率10%以上です。この水準には満足です。


3.四国化成工業はこのキャッシュフロー安定性が評価できます。10年間毎年FCFを創出しています。

4.営業利益率の高さとキャッシュフローの安定性により、純資産も10年間上昇し続けています。

こんなにキャッシュリッチ企業なら、株主還元を強化して下さっても良いですよ!(笑)
1割程の増配や自社株買いでも、事業運営に支障を来す事は無いでしょう!

5.日経新聞の以下の記事にある通り、四国化成工業は世界シェア50%製品を抱えています。

化学薬剤、独創力で風穴 四国化成、祖業土台にシェア拡大 フォーカス西日本企業 2017/10/5 23:39

パソコンや携帯電話に使うプリント基板の銅回路の防錆剤も祖業がルーツだ。繊維不況に直面していた取引先のレーヨンメーカーから樹脂硬化剤の研究チームを譲り受け技術を発展させた。有機溶剤を使わないため環境負荷が小さく現在は世界シェア5割を占める


6.プリント基板はIoTや半導体、ロボット、データセンター需要の成長に伴いその需要も増加する事が明確にイメージできますね。

世界中の人々や建築物、製品がより多くのプリント基板を必要とし続けます。

またバラスト水処理剤をJFEエンジニアリングと協力して事業展開している点にも興味を持ちました。
JFEホールディングスのIR情報を少し調べれば分かりますが、JFEのバラスト水処理事業は順調に受注できている様です。
以下の3枚の画像はJFEホールディングスの2017年第1四半期から第3四半期までのバラスト水処理システム受注状況が掲載されているスライドです。四半期毎で順調に受注が積み上がっている事が確認できます。
世界中の船舶がバラスト水処理による、環境対策を義務付けられています。この需要を取り込めるのは大きなメリットと判断しました。

JFEグループインベスターズ・ミーティング資料(2017/08/01)  2017年度第1四半期決算及び2017年度業績見通し(PDF 56P/2.19MB)



JFEグループインベスターズ・ミーティング資料(2017/11/01) 2017年度第2四半期決算及び2017年度業績見通し(PDF 63P/2.5MB)



JFEグループインベスターズ・ミーティング資料(2018/02/01) 2017年度第3四半期決算及び2017年度業績見通し(PDF 61P/2.3MB)



また、JEFエンジニアリングが公開している、以下の動画でも確認できる様に、四国化成が製造しているバラスト水処理剤の「ネオクロールマリーン」は消耗品の様な扱われ方をしています。プリンタで言うならインクですね。この点も気に入りました。なぜなら、製造費用が嵩むハードウェアの製造と販売はJFEが費用負担し、四国化成はそこに消耗品を供給するだけで良いからです。



7.
2018年4月11日時点で予想PER14.87倍でした。

投資指標 18/03期(連)



予想PER
14.87倍
予想EPS
106.9
実績PBR
1.44倍
実績BPS
1,102.1
予想配当利
1.38%
予想1株配当
22
1株データ更新日:03/23
© 東洋経済新報社



8.四季報やアナリスト予想でも2019年3月期まではこれまでと同様程度のペースで利益が伸びていくと予想されています。


【投資タイミング】

投資タイミングについては、以下の全てを守ると、1年に2,3回位しか投資出来なくなってしまいます。
なので、投資回数の最大化と下落リスクの最小化をバランスさせる為に、1,2,3の基準のどれか1つでも満たされた時が投資のタイミングと考えます。
ただし4の基準は何があっても遵守すべき、絶対的なルールです。
  1. Fear & Greed Indexを参考にして、マーケット全体が超恐怖に陥っているかをチェックします。http://money.cnn.com/data/fear-and-greed/
  2. IFIS株予報のトレンドシグナルで日経平均のリスクオン相対指数をチェックします。マーケット全体が底値圏に入っているかを確認します。http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=trend_sig
  3. 日経平均適正株価水準をチェックし、日経平均が緑の帯を下抜けた位置にあるかを確認します。https://nikkei225jp.com/data/per.php
  4. SBI証券で個別株が割高水準で無いかを必ず判断します。予想PER15倍以下で購入の基準は死守します。また、業界最大手のSBIの予想PERはマーケット参加者の多数が参考にする指標なので、SBIの数値を参考にする事とします。https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on

1.超恐怖で買えました。


2.底値圏で買えました。

3.日経平均が緑の帯以下で買えました。


4.7.で確認した通りPER15倍以下での投資です。

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