メック100株に投資しました 2018年11月22日

2018年11月22日にメックに投資しました。
https://www.mec-co.com/

以下に理由を記録します。

【企業価値評価】

どれか1つの基準を満たさない位の矛盾は見逃す気持ちで企業を評価して行きます。
1つ位の条件なら見逃しても良いと考えるのは、例えば、現在ROICが10%以下の企業でも、営業利益率やマーケットシェアが好調なら、数年後ROICが10%を超える可能性が高いからです。
  1. ROICに注目して企業の生み出す付加価値の高さを判断する。ROIC10%以上を継続的に出せる企業が好ましい
  2. 売上高営業利益率が高い企業か。継続して10%以上を出せているか
  3. キャッシュフローに注目して企業の安定性を判断する。毎年フリーキャッシュフローを大量に生み出せる企業が好ましい
  4. 良好なバランスシートを持っているか。継続して自己資本比率が50%以上か
  5. 経済的堀という企業の強みを発生させられるものがあるか(無形資産【ブランド・特許・営業権/高い製品採用基準】やスイッチングコスト、ネットワークエフェクト、コスト優位性【規模の優位性・ニッチ戦略】)
  6. 国内だけでなく海外でも需要を成長させられるか。これにより、長期的な成長性があるか判断する。複利的に需要を増加させられるイメージがはっきりと沸かない限り投資しない。10年間マーケットが閉まったとしても安心な銘柄であるべき
  7. PERは低ければ低い程良い。10倍以下がベスト。10倍以下の低位株であれば、50%以上のリターンも楽に目指せる。これにより有利な条件で投資できている事を確かめる。キーワードは「濡れ手に粟」
  8. 今後3年程度の収益見通しは上昇傾向か。近い将来の業績が減少と予想される企業は下落リスクが高い
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ROICは過去10年中1度だけ10%以上です。
資本効率は物足りないです。
逆に言えばこれから配当をガンガン増やして資本を減らす余地があるという事です。

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営業利益率は1の画像にある通り10年間ずっと10%以上です。
高収益企業であることが分かります。
高収益が安定的に実現できるビジネスモデルなので配当を増やしても、財務的健全性は維持できると考えました。

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過去10年中2年だけフリーキャッシュフローがマイナスです。現金創出力も高いです。

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過去10年間安定的に純資産を積上げています。流動資産も多いです。

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メックの経済的堀はニッチ戦略です。
経産省、GNT企業に日本パーカライジングや東洋炭素などを選定に以下の通り記載されています。

同社のメックエッチボンド「CZシリーズ」は、銅表面を数μmエッチング(溶解)することで表面に超微細な凹凸形状を形成するプリント配線板用薬品であり、銅表面に微細な凹凸形状を創ることにより、銅と樹脂との密着性を高めている。同シリーズは、パソコンやスマートフォンなどのCPUやAP等の半導体において使用されており、世界シェアは100%を獲得している。(素材・化学部門)

「銅表面に微細な凹凸を作る薬品」というニッチ市場において、世界シェア100%を獲得しています。
競合他社からすると、この市場における圧倒的王者のメックがいるのにワザワザ何億も研究開発費を掛けて参入するのは手間が掛かるし、成功確率が低いです。
この原理によりニッチ市場で王者のメックは競合を寄せ付けません。
長期に渡って高収益を持続できるでしょう。

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メックの得意な配線板用薬品は世界中で需要が拡大します。ロボットやセンサー、スマホ、PCは根強い需要があります。
またこれから自動運転車がドンドン普及して行きますが、そこにも配線板が多量に搭載されるはずです。

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予想PERは14倍程度で投資できました。
またこれは過去推移で平均以下の水準のPERです。

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TIW 企業調査レポート メック(東証1部-4971) ~データセンター等拡大するがスマホ弱含み伸びが弱い~
このアナリスト・レポートに書かれている通り、メックは堅調な利益成長が予想されています。
またこのアナリスト・レポートの内容に私も同意できます。

【投資タイミング】

投資タイミングについては、以下の全てを守ると、1年に2,3回位しか投資出来なくなってしまいます。
なので、投資回数の最大化と下落リスクの最小化をバランスさせる為に、1,2,3の基準のどれか1つでも満たされた時が投資のタイミングと考えます。
ただし4の基準は何があっても遵守すべき、絶対的なルールです。
  1. Fear & Greed Indexを参考にして、マーケット全体が超恐怖に陥っているかをチェックします。http://money.cnn.com/data/fear-and-greed/
  2. IFIS株予報のトレンドシグナルで日経平均のリスクオン相対指数をチェックします。マーケット全体が底値圏に入っているかを確認します。http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=trend_sig
  3. 日経平均適正株価水準をチェックし、日経平均が緑の帯を下抜けた位置にあるかを確認します。https://nikkei225jp.com/data/per.php
  4. SBI証券で個別株が割高水準で無いかを必ず判断します。予想PER15倍以下で購入の基準は死守します。また、業界最大手のSBIの予想PERはマーケット参加者の多数が参考にする指標なので、SBIの数値を参考にする事とします。https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on
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超恐怖で投資できました。

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底値圏で投資できました。

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適正日経平均株価以下で投資できました。

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先程も確認した通り、予想PER15倍以下です。


最後に最近のパフォーマンスです。

相変わらず苦戦してます。
最近ではJCUや四国化成工業の落ちがキツイです。
アベノミクス相場で勝ち筋だったグローバルニッチトップ企業への投資が負け気味です。今回メックに投資したのはグローバルニッチトップが過剰に売られ気味なので敢えてでした。
また最近のApple株下落にある様に、マクロ経済の牽引役だったスマホの販売台数が落ちています。これによる電子部品関連への期待低下も原因であるはずです。
でもこれらの企業はキャッシュフローが健全で長期的に現金を創出し続けてくれるはずです。
配当をたんまりくれる還元マシンになってくるのを気長に待ちます。

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