アビストに100株投資しました 2018年11月7日

2018年11月7日。アビストに100株投資しました。
以下に理由を記載します。

【企業価値評価】

どれか1つの基準を満たさない位の矛盾は見逃す気持ちで企業を評価して行きます。
1つ位の条件なら見逃しても良いと考えるのは、例えば、現在ROICが10%以下の企業でも、営業利益率やマーケットシェアが好調なら、数年後ROICが10%を超える可能性が高いからです。
  1. ROICに注目して企業の生み出す付加価値の高さを判断する。ROIC10%以上を継続的に出せる企業が好ましい
  2. 売上高営業利益率が高い企業か。継続して10%以上を出せているか
  3. キャッシュフローに注目して企業の安定性を判断する。毎年フリーキャッシュフローを大量に生み出せる企業が好ましい
  4. 良好なバランスシートを持っているか。継続して自己資本比率が50%以上か
  5. 経済的堀という企業の強みを発生させられるものがあるか(例えば業界1位のシェアや特許数)
  6. 国内だけでなく海外でも需要を成長させられるか。これにより、長期的な成長性があるか判断する。複利的に需要を増加させられるイメージがはっきりと沸かない限り投資しない。10年間マーケットが閉まったとしても安心な銘柄であるべき
  7. PERは低ければ低い程良い。10倍以下がベスト。10倍以下の低位株であれば、50%以上のリターンも楽に目指せる。これにより有利な条件で投資できている事を確かめる。キーワードは「濡れ手に粟」
  8. 今後3年程度の収益見通しは上昇傾向か。近い将来の業績が減少と予想される企業は下落リスクが高い

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以下の画像にある通り、アビストは過去7年連続でROICが10%以上です。
素晴らしい資本利益率です。



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1の画像にある通り、過去7年中6年は営業利益率が10%以上でした。

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以下の画像の通り、7年連続でフリーキャッシュフローを創出できています。
現金創出力も高く利益の質も高いと判断しました。

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3のフリーキャッシュフロー創出能力の通り、流動資産が大きく安心できます。
また株主資本も厚いです。
財務余力があるので継続して増配できるはずです。

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アビストの経済的堀はスイッチングコストだと考えました。
スイッチングコストについてはここをクリックして参照下さい。
以下は、アビストの「2018年08月23日 個人投資家様向け会社説明会資料」からの引用です。

この画像にある通り、アビストはトヨタ事業部という事業部を抱えています。
またトヨタ以外にも以下の様な主要顧客を抱えています。

そして、アビストの主要ビジネスである、設計開発アウトソーシング事業のビジネスモデルは以下のようになっています。


この様に企画者である自動車メーカーから設計企画を受け取りそれに合わせた設計やプログラミング開発、システムテストを行います。
その後完成した企画内容を自動車メーカーに納品し、メーカーは製造や業務運営を行うことになっています。
トヨタはアビストへの発注が車の製造プロセスに含まれているということです。
ここにアビストの強さを見出しました。
トヨタはアビスト抜きに車を製造できないということです。
確かに、設計開発請負の競合他社は他にも存在していますが、アビストとの取引や業務改善活動が長いほど、アビストの存在を前提とした製造プロセスになります。
これはアビスト以外の企業の参入を防ぐ強力な経済的堀になると考えました。

またトヨタ自体も設計開発能力はあるはずです。
アビストが業績を伸ばし続けられた実績を持っているのは、トヨタは付加価値の高い企画に集中し、技術さえあれば誰がやっても同じである、設計やプログラミングは外注しようという向きが強くなっているからだと考えました。
原価改善は車メーカーの使命ですから。

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アビストは現状国内でのみ事業展開をしており、海外の需要を開拓できるかというと、そこは弱いはずです。
しかし国内自動車メーカー達を筆頭に製造業が設計開発業務をアウトソーシングしようという動きは止まらないはずです。
コスト競争力を付けなければ競合に負けるからです。これは終わることの無い競争です。
それに伴い、アビストの事業も拡大すると考えました。

また、アビストは新規事業として以下の画像の通り、「航空・宇宙・防衛産業」や「玩具、医療」向けに3Dプリンターによる試作品や部品製造事業も展開し始めています。
航空宇宙や医療機器はこれからも成長し続ける産業です。
この新規事業が開花するとアビストの次の10年における利益成長がより明確になると考えています。

加えて、この第2コア業務領域に記載されている通り、これから需要がどんどん増える、HV・EV関連もアビストの得意領域と記載されています。アビストの活躍できる余地はまだあるはずです。

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予想PERは12倍台で投資できました。

また過去5年間の予想PERの平均値以下でもあります。

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6で記載した通り、アビストはまだまだ事業拡大する余地が多いと考えています。
また以下の画像にもある通り、中期経営計画上でも今後2,3年は売上と利益を伸長させる予定です。

そしてこれから利幅の高い高付加価値な仕事が増えていく予定でもあるようです。

また以下のアナリスト予想データも増収増益見込みです。


【投資タイミング】

投資タイミングについては、以下の全てを守ると、1年に2,3回位しか投資出来なくなってしまいます。
なので、投資回数の最大化と下落リスクの最小化をバランスさせる為に、1,2,3の基準のどれか1つでも満たされた時が投資のタイミングと考えます。
ただし4の基準は何があっても遵守すべき、絶対的なルールです。
  1. Fear & Greed Indexを参考にして、マーケット全体が超恐怖に陥っているかをチェックします。http://money.cnn.com/data/fear-and-greed/
  2. IFIS株予報のトレンドシグナルで日経平均のリスクオン相対指数をチェックします。マーケット全体が底値圏に入っているかを確認します。http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=trend_sig
  3. 日経平均適正株価水準をチェックし、日経平均が緑の帯を下抜けた位置にあるかを確認します。https://nikkei225jp.com/data/per.php
  4. SBI証券で個別株が割高水準で無いかを必ず判断します。予想PER15倍以下で購入の基準は死守します。また、業界最大手のSBIの予想PERはマーケット参加者の多数が参考にする指標なので、SBIの数値を参考にする事とします。https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on
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超恐怖で投資できました。

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底値圏一歩手前状態でした。

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割安圏で投資できました。

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前掲7で確認した通りPERは15倍以下で投資できました。


最後に最近のパフォーマンスです。

スマホ需要に陰りが見えたということでJCUが遂にマイナス転換してしまいました…
今日、サムスンが折りたたみスマホを発表するみたいなんで、それを参考に今後のスマホについて考えてみようと思います。
今年は、PER15倍以上で購入した扶桑化学工業という自分最大の失敗が尾を引き続けています。
良い反省材料です。

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